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笑顔で理念を定着させる

理念かるた
プロジェクト
『理念かるた( 商標登録出願中)』は、経営理念を社員全員でしっかりと共有し、同じ目標に向かって進む風土をつくり出すプロジェクトです。
まずは、つばさホールディングスさまで開催した『理念かるた大会』の様子を動画にてご覧ください。
視聴時間は7分半ほどです。
つばさホールディングスには現在500名以上の従業員が在籍していますが、この全社プロジェクトを動かしたのは、入社したばかりの新卒メンバー7名でした。
かるたに使う句を全従業員から募集し、役員と一緒に選定を行い、印刷データをつくりました。
かるた大会の会場を手配し、ZoomとYouTubeLiveの環境を整え、当日は大会の進行とオンライン配信の両方を運営。
さらにはWebページとプレスリリースをつくって、メディアに広報……
そのすべてを7名の新人だけでやり遂げたのです。
動画の中で、司会をしているのも、決勝戦の審判をしているのも、Zoomの配信をしているのも、入社半年の新人たちです。
どうして、つい先日まで学生だった若者が、そんな大規模プロジェクトを動かすことができたのでしょう?
実は、それこそが『理念』の力です。
もし、会社に理念がなく、常に上司の属人的判断をあおぐ形だったら、彼らは10分の1も力を出せなかったことでしょう。
しかし、会社にゆるぎない理念があれば、自分たちで意思決定をできます。
理念にそって考えれば、おのずと正しい道筋が見えてくるからです。
当然、活動のスピードも劇的に上がります。
実際、つばさホールディングスの選定会議では、ある句の採択をめぐって、新人が社長に反論する場面がありました。
その時、彼はまだ入社5ヶ月目でしたが、理念に対する新人ならではの解釈をしっかりと示すことで、社長を説得してしまったのです。


得られる成果
理念かるたプロジェクトを社内で動かすことで、人財開発と風土開発が同時に促進されます。
特に、新人をプロジェクトメンバーにあてた場合、その教育効果は絶大です。
1.理念解説と「句」の募集を通して
⇒ 企画・説明・交渉能力を習得
2.役員との「句」の選定作業で
⇒ 全体最適化・未来最適化の能力を習得
3.理念かるた大会の運営を通して
⇒ 各事業会社の盛り上がり支援・ 事前準備・行事運営の能力を習得

自然な流れの学び
たくさんの効果が一度に得られる理由は、理念かるたプロジェクトが自然な流れで設計されているからです。
プロジェクトの目的は『かるたをつくって、大会を開く』という極めてシンプルなものなので、誰でもすぐに思い浮かべられます。
ゴールイメージがとても明確なんですね。
その上で、理念について考え、かつ全社を巻き込む活動が盛り込んであるため、展開に無理がありません。


活動の中心になるプロジェクトチームも、テーブルゲーム事業の専門的知見を存分に盛り込んだフローで運営されます。
具体的には、チームを『制作班』『開催班』『広報班』の3班に分け、メンバーにはいずれかの班に所属してもらいます。
役割の特化によって、集中力の高い活動が可能になるからです。
逆に、一人のメンバーに性質の異なる役割を重複させると、ポテンシャルは一気に下がります。
それぞれの班の役割は、以下の通りです。
制作班:句の募集とかるた制作
開催班:かるた大会の準備と運営統括
広報班:社内広報/句の募集、社外広報
また、活動に際しては各班の連携も大切になるため、部門を超えた協力関係のコツも自然に習得されます。
行程の繁忙時期が班によって異なる設計になっている点も、協力関係をうながす工夫です。

全行程は約6ヶ月で、前半は社内広報と句の作成・募集がメインになります。
一方、後半は大会準備と社外広報が中心です。
句の選定会議は、ちょうど行程の真ん中に位置します。
この会議は、経営陣の理念にこめた思いを生きた言葉で聞くことのできる貴重な学びの機会です。
そこから『かるた大会』実施まで駆け抜けることで、プロジェクト・メンバーは以下の成果を手にします。
1.理念を深く理解
2.グループ会社の人と事業を理解
3.企画力・交渉力・運営力の習得
4.同期の絆(感動体験・一体感・達成感)
5.幹部候補生としての視点・視座
6.やり切った自信(自己肯定感の向上)
加えて、次のような波及効果もあります。
*バックアップする幹部候補生が育つ
*内定者が企業体質を知る~内定者研修でも使える(内定者+先輩ペアのかるた大会で辞退を抑制)
一石何鳥にもなる、画期的なプロジェクトと言えます。


大切な前提条件
ただし、理念かるたを動かすためには、3つの前提条件があります。
1.しっかりとした経営理念がある
2.社風人財開発担当責任者がいる
3.新人を見守る中堅社員のネットワークがある
『理念かるた』の句は、経営理念を従業員が自分の言葉で表現することでつくられるため、大本になる『理念』の存在は必須です。
「理念」を実践する上での手引き(レシピ)があり、それに基づいての朝礼・研修・OJTなどを通じて、理念浸透風土の醸成があれば更にベターです。
また、プロジェクトに肯定的で、担当メンバーを見守る役員と先輩の存在も欠かせません。
それらの安心感があるからこそ、メンバーは思う存分力を発揮できるのです。
なお、御社に以上3つの前提条件がそろっていない場合、当協議会では、それらを開発するサポートも行っています。
その任には、理事長・副理事長をはじめ、一般社団法人 感動経営コンサルタント協会のメンバーが当たります。
プロジェクトのご要望に際しては、まず最初に『前提条件が十分に整っているか?』の診断をさせていただきますので、安心してご相談ください。
連絡フォームは、以下のボタンで開きます。
なお、当協議会では『人狼&人労ゲーム/研修ファシリテーター』と同じように、『理念かるた』を一緒に広めていただける同志=コーチ育成も企画中です。
その他、『理念』や『理念かるた』に関する講演依頼や取材の打診なども、以下のフォームからお問い合わせください。